あなたがセックスをする相手って誰ですか?
彼氏?旦那様?それとも友達?
セックスをする相手というのは、人それぞれです。
決まったパートナーとすることもあれば、行きずりのセックスの経験もあるかもしれません。
どんなセックスでも必ず大事になってくるのは「避妊」です。
子供を望んでいない場合、セックスをする以上必須ですよね。
しかし、セックスをしたときに避妊をせずに中出しされたかも?と不安になってしまう女性もいるはず。
当たり前ですが、中出し=妊娠の可能性はすごく高いです。
なかなかできない場合ももちろんありますが、人やタイミングよっては1回の中出しセックスで妊娠という事も充分ありえます。
妊娠を望んでいない女性は、不安な日々を送ることになってしまいます。
では、セックスで中出しをされた時の対応と対策を紹介します。
中出しをされた時の対応
先に言っておきますが、避妊の責任が男性だけのものではありません。
避妊についてはセックスする以上、お互いがきちんと話をしておく必要があります。
それを踏まえて中出しをされた時の対応を紹介します。
緊急避妊薬(アフターピル)
妊娠を望んでいない場合には、緊急避妊薬を服用するのが一番効果的です。
中出し後72時間以内に服用すると、生理中の状態にしてくるので妊娠の可能性を大幅に下げてくれます。
緊急避妊薬は早ければ早いほど効果があります。
中出し後12時間以内の服用であれば99.5%の避妊率です。
中出し後72時間以内だと95.9%に下がります。
だからこそ、妊娠を望んでいない場合には少しでも早く服薬するようしましょう。
緊急避妊薬の入手方法
緊急避妊薬はドラッグストアでは販売されていません。
産婦人科や病院を受診して診断を受けたのち、処方されます。
緊急避妊薬は、保険適応外になるので健康保険証を使うことが出来ません。
病院によって金額は変わってきますが、診察費用と合わせて5,000〜20,000円ほどになります。
決して安い金額ではありませんよね。
また、緊急避妊薬には副作用が出てしまうこともあります。
嘔吐感があったり、体調が悪くなってしまうことも。
しかも、薬を服用した後に嘔吐してしまうと、避妊薬の効果を得られない可能性もあるのです。
日頃からピルを服用している人は、体がピルに慣れているかもしれませんが、初めて服用する人は作用が出ると生活にも支障をきたしてしまいます。
避妊はきちんとするようにしましょうね。
中出し後の緊急避妊に関する嘘満載の間違った知識
よく中出しをしようとする男性の中に「すぐ洗えば大丈夫!」という人がいます。
また、コーラで洗浄すれば精子が死ぬなどさまざまなうわさがあります。
しかし、これらはすべて嘘です。
中出しした後に、膣内を洗浄しても間に合いません。
精子は射精後、最短6秒で卵子にたどり着くといわれています。
どんなに急いで洗浄したとしても遅いのです。
例え間に合ったとしても、すべての精子を膣内から洗い流すことは不可能です。
また、コーラで洗浄すると精子が死ぬという話は論外。
コーラで精子は死にませんし、逆に炭酸で膣内や子宮を痛めてしまう可能性もあるので絶対にしないでください。
コーラで精子が死ぬなら、こんな長い間人気商品として飲み物として売られ続けるわけないですし。
中出しをしようとする男性は、根も葉もないような噂話を持ってきて中出しをしようとします。
自分自身が正しい知識を持って、自分の体を守ることが大事になります。
さまざまな避妊方法
あまり知られていませんが、セックスをする上での避妊方法はさまざまな方法があります。
自分に合った避妊方法を見つけてみましょう。
コンドーム
「避妊」と聞くとまず出てくるのはコンドームを使った避妊方法だと思います。
男性器にゴム製の袋になっていて射精時に精液が膣内に侵入するのを防ぎます。
日本のコンドームは非常に優秀で正しい使用方法であれば98%の確率で避妊することが出来るのです。
比較的、金額も安価で手に入りやすいのでコンドームを使った避妊法を選ぶ人は多いでしょう。
しかし、コンドームを使った避妊は男性の協力が必要不可欠です。
ピル(経口避妊薬)
緊急避妊薬とは違い、日頃から女性が服用する避妊薬になります。
ピルは、正しく使用すればほぼ100%避妊することが出来ます。
ただ、服用を忘れてしまったりするとピルの効果を得られなくなりますので注意が必要です。
そして、あくまでも”ほぼ100%”という事、絶対ではなく”ほぼ”ですから、『ピル飲めば完璧!』と思うのはNG。
IUD(子宮内避妊具)
子宮内にプラスチック製の器具を挿入し、受精卵の着床を防ぐ効果があります。
1回入れると2年間使用することが出来るうえ、使用感をほとんど感じません。
しかし、必ず病院で入れてもらう必要があり、定期的な診察も必要になります。
万が一、正しい位置に入っていない場合には、妊娠の可能性もあります。
また、子宮に異常がある場合には使用できないので一度病院で使用できるのか確認するといいでしょう。
セックスは男女の関係を深めてくれるものです。
人の肌に触れるのは何より安心感を得ることが出来ます。
しかし、子供を望んでいない場合、必ず避妊をしないと後悔し傷つくのは女性です。
さまざまな避妊法を知識として持ち、セックスをする以上、きちんと避妊のことも考えるようにしましょう。
避妊を男性任せにするのではなく一度自ら避妊について考えることが大事になります。
避妊をしたうえで安心できるセックスを楽しんでくださいね。